ヘプタゴンの技術ブログ

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EC2の利用状況の詳細レポート設定

先日、EC2の利用状況のレポート昨日がリリースされ、
インスタンスの種類毎やタグ毎に費用や稼働時間などが、
分かりやすく把握できるようになりました。

http://aws.typepad.com/aws_japan/2014/01/amazon-ec2-instance-usage-and-reserved-instance-utilization-reports.html

デフォルトではレポートは設定されておらず、
有効にするには設定が必要なので、その設定方法をまとめました。

1、マネジメントコンソールにログインして、S3へ。

2、請求データを保存するバケットを新規作成。
billingとかusage-dataとかは予約されている模様で使えないようです。
(3、4回チェックで引っかかりました。。。)
パーミッションは後から設定するので、すぐにcreateで大丈夫です。

s3バケット作成

3、Billing console=>Preferencesに移動し、
「Note: You must apply appropriate permissions to your S3 bucket sample policy」
のsample policyをクリックします。
S3のパーミッションのコンフィグが出てくるので、コピー。

s3_config

4、再度S3へ移動して、最初に作成したバケットを選択して、
Properties=>Permissions=>Add bucket policy
で、先ほどコピーしたコンフィグを適用する。

5、またまたBilling console=>Preferencesへ移動して、
Receive Billing Reportsにチェックをつけて、
フォームに上で作成したS3バケット名を入力します。
Valid Bucket Nameが表示されればOKです。
画面下部「Report」の
Detailed billing report with resources and tagsにもチェックを入れて、
Save Preferencesをクリックします。

ec2_report

これで、設定が完了です!
先にS3のパーミッションを設定しておかないと、
Verifyが通らないんですが、(後から考えれば当たり前。)
ページの上から設定していくとちょっとあれっとなるので、
ご注意を!

レポートが生成されるまで、数時間から1日程度かかるようです。

レポートが生成されるとBilling console=>reportsから、
「EC2 Instance Usage Report」と「EC2 Reserved Instance Utilization Report」が
閲覧できるようになります。

ec2_usage_report